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チクチクチクチクチクチクチクチク
こんばんは、散髪に行ったらスポーツ刈り風になったjargoneerです。

言葉の分からない外国で髪を切ってもらうのはちょっと度胸がいる。
日常生活では、外国で病気になり医者にかかるというシチュエーションの次に困難を極める場面かも。

一度目はとにかくドイツ語が分からないので、少しでも馴染みのあるMod's Hairに行った。まぁ、日本にあるからと言って日本と同様の技術というかサービスが受けられる訳でもなく、個人的な感覚で言うと、日本の1500円程度でカットしてくれるお店みたいな感じであった。

席につくと、カットを担当してくれる方がご挨拶してくれる。ドイツらしく握手する。
どの程度切ればいいのかを、髪を掴んで(プロレスみたいに鷲掴みでなく、人差し指と中指で挟む独特のあの所作)示してくれた。希望よりも若干長めをお願いし、様子を見る事に。

アメリカで言葉もろくに分からない頃、初めて理髪店(バーバーですな)に行った際、オールバリカンでカットされた経験があるので心配だったが、ここではちゃんと鋏を使うようだ。

サイドにバックにトップと、一通り鋏を入れてもらったところで、雰囲気というか感じがつかめたので、もう少し短め・ボリュームを少なくとほぼジェスチャーで伝える。

もみあげをスパっと水平に切られた事以外、ジェスチャーで要望を伝えた割には十分の完成度。

ただ、シャンプーがもの凄ーーーーーく雑。
カット前のシャンプーは、まぁ髪を濡らすのが主な目的だもんね、ちゃちゃちゃって洗うのでも問題ないよねって思ったけど、カット終了後のシャンプーもちゃちゃちゃと15秒程度頭をなでて終了。すすぎもちゃちゃっと10秒くらい。もう、物理的に泡を流すのは不可能なレベル。

日本だとたいていどこ行っても、「もう良いよ、手が疲れるでしょ、終わりにしちゃってくださいよ」って思うくらい洗ってくれる。カット終了後も、なるべく髪の切れっぱしが残らないよう丁寧に流してくれる。この髪の毛の切れっぱしってもの凄く厄介者。シャツの襟やインナーの襟袖の所に入っちゃうとチクチクチクチクチクチクチクチクする。凄く丁寧に流してもらい、美容師さんは髪の毛が残らないように細心の注意を払っているにも関わらず、首筋に入ってしまう事がある。

たった数本の切れっぱしでも、なかなか遭遇しないレベルの不快指数なのに、外国人は髪の毛の切れっぱしと皮膚の親和性が高いのか、髪の毛がチクチクするのは散髪には付き物だからしょうがないととらえているのか、処理が適当。アメリカ・マレーシア・ドイツのそれまた特定のお店しか経験していないんで、一概には言えないだろうけど、日本のサービスって他から抜きん出てるんじゃないかな?今までカットしてその後買い物に出かける事が普通に出来ていたけど、チクチクチクチクチクチクチクチクすると一刻も早くシャツを脱ぎ捨てシャワーを浴びないと発狂しそうになる。

ドイツでの散髪初体験は完成度としては、拍子抜けするくらい上出来であった。
シャンプー・カット・マッサージで26ユーロ。日本よりも安い。

さて、いい加減に髪が伸びて頭のサイズが一回り大きくなったんでカットに行った。
前回切ったお店のあるモールにはもう一店ヘアサロンがある。こちらはMod's hairよりもリーズナブルな大衆店か。シャンプー・カットで18.5ユーロ。もうワンランク下に12ユーロくらいの理髪店って雰囲気で、トルコ人が経営しているようなのがスーパーの一角に入ってたりするけど、今日は中級クラスにトライしてみる。

「1ヶ月ほど前に散髪をした。今回は1.5cmから2cmほど切ってほしい」と単語レベルで伝える。
なんとか理解してもらえたようだけど、シャンプー台とドライヤーを指しながら、何か質問された。シャンプーもするの?って意味だと思って、とりあえず"Ja"と答えておく。あとで考えるとシャンプーはカットの後にするかって聞いていたのかもしれないが…

ここもシャンプーはちゃっとなでてちゃっとすすいで終了。タオルドライも力強い。

恐怖のバリカンではなく、鋏を使い、一通りカット。
安心した矢先、恐怖のバリカンが登場。でも家庭用のやつみたいに一定の長さしか切れないようにアタッチメント付いているから、問題ないだろうと身を委ねる。後ろからカットし、サイドをカット。もとい刈り上げる。一気にスポーツ刈りが完成。希望していたよりもずいぶん短いけれども、まぁすぐ伸びるしいいっか。

カットのあとはさっとシャワーをかける程度。そう、植木に水をやる感じ。
そんな水量で髪の毛が流れ落ちる訳無く、ドライヤーで乾かしていると、切れっぱしが舞落ちる。てるてる坊主のようなあのガウンも付けてないので、洋服に髪の毛が付く付く。隣のドイツ人のお兄さんもこんな状態だったので、ここではこれが通常なのかも。

田舎だからこんなものかもしれないけど、やっぱり日本の細やかさが肌に合うなぁ。
by jargoneer | 2010-09-23 05:08 | ドイツ
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なんでもないことから稀に真面目なことまで

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