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エジプト革命再び
こんばんは、実に4ヶ月ぶりの更新のjargoneerです。

1952年の革命以来、国王制から共和国と生まれ変わったエジプトですが、ムバラクによる長期の独裁政権からの脱却がタハリール広場からまさに始まろうとしております。タハリールとはアラビア語で「解放」の意味だそうで、1952年の革命にちなんで付けられたそう。

実は年末年始にまさにこの広場をうろついていたんですよ。
考古学博物館に近いこの広場はカイロの中心地。
ほんの1ヶ月前は、秩序の無い交通のため鳴り止まないクラクションとあからさまに量産品であるパピルスを売りつけようとするおっさんを除けば、平和なもんでした。

博物館のtourist policeもこんなに暇そうだもん。
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でも今じゃ騒動に乗じて博物館の展示物を略奪しようとする輩までいるそうではないか。

今ムバラクからの声明が特別番組にて放送されようとしているけど、理解出来るほどドイツ語が上達していないので、肝である革命の瞬間は置いておいてカイロ考古学博物館について語ってみる。

カイロ考古学博物館はエジプト全土で発掘された非常に文化的価値の高い遺物が多数展示されている博物館である。中でもツタンカーメンの黄金マスクと棺が保管されているのは有名。

300兆円とも言われる黄金マスクも荘厳だが、その他の遺物も3000年以上前の非常に貴重な遺産。その精密な金細工や象形文字の彫刻、装飾に施された当時の色が退色もなく現代に残されている等々驚きの連続なんだけど、最も驚愕したのはそれらのあまりにもずさんな展示方法。

乾燥という好条件があったからこそ、3000年前の物が現代に残されているんだろうけど、それにしても展示方法どうにかならないの?って素人でも心配しちゃうほどの管理。

価値ある遺産のほとんどが、小学校の理科室に保管されてあるアンモナイトの化石とか昆虫標本のごとく木枠のガラスケースにおさめられている。装飾品のような小物に添えられるナンバリングの札は商店街の婦人服店にてよく使われるような値札。

まぁケースや名札に価値がある訳でもなく、ましてはそれらを眺めるわけではないのでいいんだけど、気になるのは天窓から差し込む太陽光と開け放たれた窓。100年や500年では大した影響は無いだろうけど、文化的に価値のある物が多数納められているので、もう少し意識をもって管理してもらいたい。

エジプトと言うとピラミッド・スフィンクス・遺跡といった観光産業しか思いつかないけれども、国の収入における観光産業の割合はわずか10%だという。遺跡入場料って結構高いし、観光客からぼったくるお土産屋やレストランの収入も考えると、50%は観光に依存していると思ったのに意外である。

肝心の旅行の内容はちょこちょこ書き綴りたいね。
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by jargoneer | 2011-02-11 06:26 | 旅行
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