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乙な味。
こんばんは、おやつにドラ焼きを食べたjargoneerです。

昨今のテレビ番組を見ていて思うことがある。
なんか、とても知識提供番組や常識・日本語力などのクイズ番組が多い。
TV番組表をちらっとみてPickupしてみたのだが、ゴールデンタイムだけでもこんなにもある。

火曜日:「三宅式こくごドリル」
水曜日:「あなた説明できますか」「全員正解当たり前クイズ」「クイズヘキサゴン」「サルヂエ」「トリビアの泉」
木曜日:「クイズミリオネア」
金曜日:「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
土曜日:「島田検定」「脳内エステIQサプリ」「世界一受けたい授業!」
日曜日:「発掘あるある大辞典」

なぜか、月曜日だけはそれらしい番組は無い。不思議だ。
そして水曜日は5つもの番組が放送されている。みんな毎週水曜日に知力が若干上がっていくのだろうか?

正直、こういう番組は好きだ。
「ミリオネア」や昔懐かしい「アメリカ横断ウルトラクイズ」みたいな普通のクイズは結構得意であり、「ミリオネア」に出れば1000万を獲得できそうな気がする(歴史や政治経済など苦手な分野はあるけど)。
しかし、残念ながらPQというものがあまり高くない。PQとは、Potentiality Quotientの頭文字をとったもので、潜在能力指数という意味。潜在能力とは、前頭連合野がもたらす意識や知性、知能、感情制御、社会性といった機能の総称。ただIQ(Intelligence Quotient)が高くてもPQが伴っていなければダメよってこと。ちなみにPQは去年からHQ(Humanity Quotient)と改称されたらしいが、全然知らなかった。

生きていくうえで殆ど意味の無い、trivialな知識が俺の脳の容量の70%以上を占めているようだ。でも、何事も知らないよりは知っているほうが良いに違いない。だから「トリビアの泉」で言われているような"無駄知識"では無いだろう。しかし、最近の「トリビアの泉」はQualityが下がったような気がする。"凄い鳩胸のハトがいる"とか"「ぷ」という字はボーリングをしている人のように見える"とかホント意味の無い情報のような気がする。それよりは、昔ブログに書いた"onionという英単語には(目をタマネギでこすって涙を出させる)という動詞がある"のほうが有益な知識のような気がする。


さて、前置きが長くなったが、今日は有益な知識をひとつ書いてみたいと思う。
「最近のTV番組でやってる雑学は生温いよね~」と思っていた人必見です。

今日のトピックは「乙」

俺も昨日の記事で使ったばかりの「乙」という言葉。
なぜ「乙」というのか知ってます?
ニュアンス的に、"良いもの"ってことですよね?でも良いものならなぜ、「甲乙丙丁」の一番最初の「甲」を使わないのでしょうか?

それはですね・・・

おいしいものを食べたとき、それを表現する際に使われる乙な味という言葉。最高の味というわけでもなく、かわった味というわけでもない微妙なニュアンスを持つ言葉。なぜ乙かというと、本来甲や乙は音の調子を表す言葉。甲高いという言葉があるように甲は耳につく高い調子。対して乙は低く趣のある音を表す。そこから派手ではないが趣のある味わいを乙な味と呼ぶようになった。


なんですって。
知ってました? 
by jargoneer | 2006-01-27 02:01 | 知ってた?
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なんでもないことから稀に真面目なことまで

by jargoneer
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