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こんばんは、blogの更新からすっかり遠のいているjargoneerです。

東北大震災から2週間が経過し、こちらではニュース等で取り上げられる頻度が少なくなりました。
津波の被害を受けたエリアの復興、被災者の方々の生活、原発の脅威、電力の問題と非常に辛いときがしばらく続くかと思いますが、一日でも早く日常が戻る事をお祈りいたします。

募金くらいしか出来ませんが、ドイツの本社による支援はもちろん、社員からの募金も現在募っています。先週末Brusselsに行ったのですが、町中で募金活動が行われていました。ベルギーなのに日本語を話すドイツ人が中心となってましたよ。

さて、写真のアップロードはfacebookのほうが管理しやすいので、facebook中心にアップする事にしました。

興味のある方はコメントくださいませ。
# by jargoneer | 2011-03-25 03:50 | たわごと

エジプト革命再び
こんばんは、実に4ヶ月ぶりの更新のjargoneerです。

1952年の革命以来、国王制から共和国と生まれ変わったエジプトですが、ムバラクによる長期の独裁政権からの脱却がタハリール広場からまさに始まろうとしております。タハリールとはアラビア語で「解放」の意味だそうで、1952年の革命にちなんで付けられたそう。

実は年末年始にまさにこの広場をうろついていたんですよ。
考古学博物館に近いこの広場はカイロの中心地。
ほんの1ヶ月前は、秩序の無い交通のため鳴り止まないクラクションとあからさまに量産品であるパピルスを売りつけようとするおっさんを除けば、平和なもんでした。

博物館のtourist policeもこんなに暇そうだもん。
エジプト革命再び_c0058102_5305312.jpg


でも今じゃ騒動に乗じて博物館の展示物を略奪しようとする輩までいるそうではないか。

今ムバラクからの声明が特別番組にて放送されようとしているけど、理解出来るほどドイツ語が上達していないので、肝である革命の瞬間は置いておいてカイロ考古学博物館について語ってみる。

カイロ考古学博物館はエジプト全土で発掘された非常に文化的価値の高い遺物が多数展示されている博物館である。中でもツタンカーメンの黄金マスクと棺が保管されているのは有名。

300兆円とも言われる黄金マスクも荘厳だが、その他の遺物も3000年以上前の非常に貴重な遺産。その精密な金細工や象形文字の彫刻、装飾に施された当時の色が退色もなく現代に残されている等々驚きの連続なんだけど、最も驚愕したのはそれらのあまりにもずさんな展示方法。

乾燥という好条件があったからこそ、3000年前の物が現代に残されているんだろうけど、それにしても展示方法どうにかならないの?って素人でも心配しちゃうほどの管理。

価値ある遺産のほとんどが、小学校の理科室に保管されてあるアンモナイトの化石とか昆虫標本のごとく木枠のガラスケースにおさめられている。装飾品のような小物に添えられるナンバリングの札は商店街の婦人服店にてよく使われるような値札。

まぁケースや名札に価値がある訳でもなく、ましてはそれらを眺めるわけではないのでいいんだけど、気になるのは天窓から差し込む太陽光と開け放たれた窓。100年や500年では大した影響は無いだろうけど、文化的に価値のある物が多数納められているので、もう少し意識をもって管理してもらいたい。

エジプトと言うとピラミッド・スフィンクス・遺跡といった観光産業しか思いつかないけれども、国の収入における観光産業の割合はわずか10%だという。遺跡入場料って結構高いし、観光客からぼったくるお土産屋やレストランの収入も考えると、50%は観光に依存していると思ったのに意外である。

肝心の旅行の内容はちょこちょこ書き綴りたいね。
# by jargoneer | 2011-02-11 06:26 | 旅行

PiriPiriを使ってアラビアータ
こんばんは、日本の祝日がうらやましいjargoneerです。

ここドイツでは祝日が日曜日と重なっても、振替休日はありません。むしろ振替休日がある日本のほうが珍しいのなぁ。今年は特に祝日と日曜日が重なっているようで、なんだか損した気分。そのかわり秋休みと称して、今週半ばから4日有給取りますけど。

今朝は氷点下まで冷え込んだようで、車の窓がバッチリ凍ってた。スクレーパーでガシガシやってたら小一時間かかりそうだったので、お湯を部屋までくみに行きジャバっと溶かす。

こんな寒いときにはちゃんこ鍋とかすき焼きとか水炊きが食べたいんだけど、材料どころか土鍋にコンロも無いので代替手段として辛いもので身体を温める。

アラビアータが好きなので、赤唐辛子を探してスーパーをさまよう。日本で言う鷹の爪のように乾燥したものや輪切りになったものが調味料のコーナーに無いかと探してみるも見つからない。唐辛子ってドイツ語でなんて言うんだろう?ドイツ人ってあまり辛いもの得意じゃないみたいだし、食材としてマイナーなのかなぁと思っていたら、かわいい名前のアイツがいましたよ。 
PiriPiriを使ってアラビアータ_c0058102_0425260.jpg

PIRI PIRIて。
オノマトペかよ。
Wikipedia先生によると、PeriPeri(英語圏ではPiriPiri)はポルトガル語でbird's eye, African red devilという品種の唐辛子を意味し、主にポルトガルとモザンビークでそう呼ばれるそう。

オリーブオイルにこいつとニンニクを入れてじっくり暖める。
3mm角くらいに細かく刻まれたベーコンみたいなのが売っているので、それとタマネギのみじん切りを投入。缶詰のカットトマトを入れて煮込むのだが、その際にこいつを入れると美味い。
PiriPiriを使ってアラビアータ_c0058102_0524543.jpg

なんだろ、絵の具とかボンドとかシーリング材が入ってそうな見た目だけど、これがなかなか凄い。トマトベースの濃厚なペーストで、これはタマネギやセロリといった香味野菜が一緒に入っているタイプ。パンに塗ってチーズをのせてオーブンで焼くとピザトースト。そう、ピザソースからバジルなんかを抜いた感じ。

30分ほど煮込んだら完成。
PiriPiriを使ってアラビアータ_c0058102_0571278.jpg

あれ、ソースは和えられているのが普通なんかな?
既に粉状になっているパルメザンチーズを買っているんだけど、すぐにこういった感じにコロニー状になって、ブルーチーズみたいな味になっちゃう。

ところでチーズってカビが生えても食べれるのかな?
チーズ製造時のカビと家庭で発生するカビとは種類が違うんだろうけど。
# by jargoneer | 2010-10-12 01:29 | ドイツ

プレッツェルの美味しい部位。
こんばんは、久しぶりに赤ワインを飲んだら夜中頭痛に苦しめられたjargoneerです。

今週末はのんびりダラダラ過ごそうと、週の初め頃から決め込んでいたので、ショッピングセンターにあるデリカッセンで夕食を調達する事に。トルコ系のデリでラザニアみたいなのを購入。チーズと挽肉とナスとジャガイモがミルフィーユのごとく層になっているやつ。こいつにBrezelと先日購入してあったチーズでワインを飲む事に決定。

Brezelとはアメリカではプレッツェルと呼ばれるもの。
ブッシュが大統領だったときに、アメフト観戦中だかに食べてて。喉に詰まらせたことで有名なのはハードタイプの小さなスナック菓子。
Snyder'sのものが有名。
プレッツェルの美味しい部位。_c0058102_1295459.jpg

こいつのビールとの相性は半端無い。

ドイツではこれのパンのタイプのものがある。
プレッツェルの美味しい部位。_c0058102_1503621.jpg

サイズは手を広げたよりも大きいくらいのもので、60セントくらいか。バーとか駅なんかで、コートハンガーの短いのに引っ掛けられて売られたりする。表面には岩塩がまぶされているけど、正直全く要らない子。半日も置いておくと、岩塩が空気中の水を吸水してベトベトになるので、払い落としておくのが吉。細い部分はカリッと太い部分はふっくらしており絶妙なバランスなんだけど、個人的には太い部分のほうが好き。

プレッツェルを買おうとパン屋に行くと理想的なやつ発見。
プレッツェルの美味しい部位。_c0058102_0564292.jpg

バターを付けながら食べると最強に美味い。毎日食べれるくらい美味い。

チーズは最近お気に入りのクリームチーズ。
プレッツェルの美味しい部位。_c0058102_184484.jpg

パイナップルとナッツの細かいやつがまぶされており、ワインによくあう。ラム酒風味でクルミがまぶされているのも美味しい。
# by jargoneer | 2010-10-10 02:32 | ドイツ

Pottsuse (Schmalzfleisch)を食べた。
こんばんは、肉まんとおでんが食べたいjargoneerです。

先週は暖かかった。火曜日と木曜日は特に天気がよく、同僚に「これだけ天気が良く暖かい日は来年の春までもうないだろうから、早めに仕事切り上げてビアガーデンでも行って来なよ」と何度も言われたが、残念ながら火曜日と木曜日はドイツ語レッスンの日。週末に期待したけれど、昨日も今日も雨。しかも寒い。最高気温10度。最低気温9度。あさってには最低気温が5度を下回るとな。

こんな日に食べたいのはコンビニの肉まんやおでん。
特におでんが食べたい! 厚揚げとこんにゃくと大根が食べたい!

残念ながらおでんを売っているコンビニどころか、日本の食材を扱っている店も無い訳で、我慢するしかないわけです。ただ、せっかくドイツに居るんです。やっぱりその土地のものが美味しいし、食べたことの無いものにも挑戦ですよ。

いつもお世話になっているメカニックの方々がいるワークショップには毎週金曜日に特別な習慣がある。皆さんいつも朝が早いので、お昼の休憩前にも9時にスナック休憩を取っている。コーヒーとともにサンドイッチ食べたりクッキーかじったり。

金曜日は特別で、ソーセージの日。
大きな保温器で程よくボイルされたソーセージが30本ほど用意される。30cmくらいあるフランクフルトソーセージ。マスタードを付けながら、丸パンを片手にかじりつく。屋台で食べる焼きソーセージも美味しいけれど、茹でたものもあったりしていてうまい。さすがに9時にこれだけ大きなスナックを食べると昼はサラダとかスープで十分。

以前、オーダーしたはずのソーセージが、誰かが2本取ったのか(2本食べる人も居るんです)保温器にはお湯しか残っておらず、パンだけが一個ぽつんと残されてた。するとメカニックの人が「パンに塗って食べるかい?」と奇妙な瓶詰めを寄越してくれたのです。豚肉と油のペーストだという。見た目は悪いがこれが大層美味い。

また食べてみたいと思いスーパーで探したら同様なものを発見。見た感じ同じだけど名前が違うのが何種類かあったけど、原材料を読む限り主に豚肉とタマネギで構成されているよう。
Pottsuse (Schmalzfleisch)を食べた。_c0058102_22254366.jpg

購入したのはこれ。Pottsuseというもの。
Wikipediaで調べてみると、豚肩肉や首の肉をタマネギと香辛料(マジョラムやタイム)と共に繊維状になるまで炒めたもので、高脂肪のため保存食として用いられるそうだ。ちなみに先日トレイルライドを楽しんだHarz地方の料理だそう。
Pottsuse (Schmalzfleisch)を食べた。_c0058102_2227268.jpg

上面にはラードが固まっているのでとても褒められた見た目ではない。
気分を多いに害する表現なので白字で書くが、「掃除を怠った排水溝にこびりついた汚れ」のような感じ。
香りは何だろう、どこかで嗅いだことのある感じ。ミートローフとかハンバーグのような香り。
Pottsuse (Schmalzfleisch)を食べた。_c0058102_2234329.jpg

黒パンにマスタードと共に塗って食べるんだけど、これがまた美味い。豚肉はシーチキン状にフレークになったものや繊維になったものが入っており、ラードも香辛料が使われているのでそこまでくどくない。ただ、マスタードの酸味とちょっとした辛さがあって丁度バランスが取れる感じかなぁ。黒こしょうをかけるともっと美味しい。

ちなみにフレンチではRillettes (リレット) という名で同様の料理があるようなので、日本ではそちらのほうが見つかりやすいかもしれません。
# by jargoneer | 2010-09-26 23:20 | ドイツ


なんでもないことから稀に真面目なことまで

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