ファストフードお好きですか?
俺は大好き(だった)。
チーズの溶けたハンバーガーといい、フライドポテトといい、コーラといい
最高に旨い。
アメリカにいたころは少なくとも週に1回、多いときには3,4回は食ってた。
だってさぁ、日本みたいにコンビニ弁当もないしオニギリだってないんだもん!
でも、ハンバーガー屋の種類は豊富にあり非常に便利かつ飽きない。
さすが肥満大国アメリカ。
右を向いても左を向いても、
デブ、デブ、デブ
しかも「最近少し太っちゃってさ」だとか、「中年太りだな、これは」
なんていうレベルではない。
もう、
横綱級 。
スーパーヘビー超級 。
小錦と見間違えるほどの人(女性の方が多い気がする)が
のっしのっしと歩いてます。
しかも足が自重に耐えられないのであろう、杖を突いていたり、
挙句の果てには電動車イスで疾走していたりする。
以前むこうで飛行機に乗ったときに、隣に巨漢のおばさんが座ったんだけど、
アームの下から俺のシートまでお尻はみ出てました。
しかも前の席に備え付けられているテーブルを下ろす事が不可能であるため、
ドリンクのカップは俺のテーブルに置かせてあげました。
もちろん、おばさんは身体を気遣って、
ダイエットコーク 飲んでましたよ。ええ。
そらファストフードばっか食べてりゃそうなりますわな。
ちなみに人口に対する肥満率は約
60% ・・・
恐ろしき割合です。
そんな食文化に喝を入れるべく立ち上がったのが
SupersizeMeの監督。
30日間マックのみを食べて生活をするという、
電波少年並みの企画。
監督自らが被験者となり、3人の医師と栄養管理士、スポーツコーディネーターの
監視の下、無謀な企画に挑戦するというドキュメンタリー映画である。
挑戦のきっかけはアメリカで話題になったあるニュース。
「
デブになっちゃったのはハンバーガーのせいだい! 」って
マックを訴訟したオバカサンがいたんだけど、
マックは「
そんなの関係ないやい 」って反論。
結局は裁判所の判断は
「
デブになったのは食べ過ぎたてめえのせいだよ 」と
全うな判決が下されたんだが、「
実際どうなのよ?」ってことで監督が実験台に。
もはやコレは娯楽映画なんかではなく、教育映画と言うべきもの。
ま、実験結果は火を見るよりも明らかで、健康な人間がデブまっしぐら。
体重はもちろんのこと、コレステロール値、肝機能、腎機能、血中塩分濃度、血糖値
すべてにおいて軒並みUp!!
JunkFood が好きなあなた、必見です。