アーティスト
カッコイイ響きだよね。
そらそうだ。「
俺、今日からアーティストねっ! 」って
自己申告してなれるような甘っちょろいものではない。
自分の作品をコンテストなんかに出品したり、
クチコミで評判を広めてもらったりなんかして、
一握りの才能あるものだけが名乗れる称号である。
人より抜きん出たものがないと誰も目に留めてくれないであろう。
(Yoc、君は立派なアーティストだ。俺が認める!)
27日のニュースに非常に面白いTopicがあった。
あるイギリスのアーティストが
自分の作品をNYの美術館や博物館に無断で展示 したのだ。
もう、
テロリスト顔負け の大胆な犯行。
こいつ、いいねぇ。
大好き 。 もう、
子分 になりたいくらい。
ヤンキー(死語ですか??)が自分のチーム名を壁に落書きしたり、
B-Boy気取りのアホがガード下に自慢のグラフィティアートを描いたりするのと
根本的には同じかもしれないが、
スケール が違います。
だって、ゴッホやピカソやウォーホールやらがドドンと展示されているような美術館に
自分の作品を飾っちゃうんだよ。
よく思いついたなぁと感心する反面、なぜ今まで誰もやらなかったのだろうとも思う。
ちなみに展示されていた作品は、
「
いかにも中世のヨーロッパ絵画ってのの背景にPeaceマーク(じゃんけんのチョキじゃないよ)が描かれているやつ 」や
「
キャンベルスープ風のモダンアート 」、
博物館には「
翼とミサイルの付けられた本物の甲虫」が展示されていたとのこと。
しかも、MOMAは
4日間 この事態に気づかなかったってもの驚き。
そんなんで大丈夫なんですか? 警備員さんいつも寝ているんですか?
美術館の職員は何か
違和感を感じなかったのかねぇ・・・
確かに、盗難には細心の注意を払っているだろう。
実際盗まれたなんてことは最近ほとんど聞かないし、
美術館の出入り口のセキュリティは万全で、カバン等の持ち込みは禁止されていたりする。
でも絵画が持込まれるという逆のパターンには若干警戒の目も緩かったに違いない。
コートの下にでも隠して持ち込んだのであろう。
高層ビルに登るスパイダーマンとかこの手の類のチャレンジャー、
大好きです