朝9時頃起きて、ガラスの工場に向かう。
ガラスの工場と言っても、ガラスを作っている工場ではなく、ガラスで覆われた自動車工場。
意外にドレスデン中心地に近いエリアにあるため、工場の存在が周辺の渋滞の原因とならないよう、トラムにて自動車部品を搬入しているそう。
この日は丁度owner's meetingがあったらしく、Touaregで駐車場が一杯。
ファクトリーツアーがあるかを昨夜ホテルのレセプションに聞いたところ、人が集まればやるということだった。これは逆に定員オーバーでツアーに参加できないような予感。中に入ると人が一杯。レセプションにツアーがあるかどうか訪ねると、10時からだという。そのとき9時50分。なんと良いタイミングでしょう。ドイツ語でも良いかと聞かれ、まぁ、だいたい知ってるし、興味があるのは工場内部なので、空きを確認してもらう。
ところが、やっぱ定員オーバーだわ。次は1時からだけどどうするかって言われる。でも、午後からライプチヒ行くからどうしても午前中に見たいんだってお願いしたら、10時からのグループにシラッと参加しちゃっていいよってOKもらった。
まだドイツ語は特定のフレーズのゆっくりとした口調でのみしか聞き取れないので、説明は雰囲気で理解する。
ガラスの工場と言われるゆえんはこの写真の奥にある。
撮影禁止なので写っていないが、この奥は自動車の生産ラインとなっており、その気になればオーナーは自分の車が出来上がる行程を一から見届ける事が可能。生産ラインと言っても、無駄なものが全く置かれていないドイツらしい工場。ライトブラウンの板張りで、工場というよりもアップルストアやセレクトショップを思い浮かべてもらうと近いかと思う。
さぁ、おなかもすいてきたのでライプチヒに移動。
ちょうど市内でマラソンイベントをやっていたので、少し外れたところに車を止めて、歩く。
まずは腹ごしらえ。インド料理やベトナム料理といったアジア料理屋が多い感じ。
ベトナム料理屋のタイレッドカレーフライドチキンのせを食す。
やっぱり、アジアンフードが口に合うね。
これは市庁舎かな?
ゲーテさんに遭遇。
教科書に載ってる人がわんさかいるぜ。ゲーテさんって何してた人だっけ?哲学者?
帰ってきてガイドブックを見て気づいたんだけど、バッハさんもいたらしい。バッハさんがいたそばの教会まで行ったんだけど、気づかなかったわ。
公園の片隅にひっそりと佇んでいたのはワーグナーさん。
他の方々と比べて扱いが少し粗雑なような…
そういや、大学で音楽史を取ったという事実を今思い出した。交響曲や歌曲、オペラのその時代時代における流行や特徴なんかを実際に聴きながら学ぶという授業だったけど、今になって今一度受けてみたいと思った。西洋美術史ももう一度受けたいなぁ。
ドレスデンとライプチヒ、どちらもとても良い都市だった。休日のんびりするならドレスデンがいいかなぁ。でも住むとしたらライプチヒがいいなぁ。アジア料理屋多かったし、ショッピングエリアも大きいので。なにより、今住んでいる都市が田舎ってのを再認識したわ。