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The White Band Project
あなたは募金をしたことがありますか?

コンビニやカフェの店頭などにユニセフや各種災害への募金箱が設置されています。
しかしこの募金箱、あまり入れているところを見たことがありません。
入れているとしても、大抵はオジサンが小銭が要らないから募金って感じ。

でも今巷でよく見るWhiteBandは若い層に浸透している。


このWhiteBand、流行の発端はツールドフランスの覇者ランス・アームストロングのYellowBand。彼は癌に侵されながらも克服し、現役に復帰。そんな彼に励まされた癌患者やその家族をサポートするために、癌基金を設立。それがYellowBand。「Live Strong」と書かれており、癌に苦しんでいる人へのメッセージとなっている。

他にもエイズ基金のレッドリボン、乳がん基金のピンクリボンなどがあるが、リボンではなくリストバンドにした効果は絶大だと思う。

「カッコイイから。お洒落だから。皆が着けているから。」
そんな理由でこれらのバンドを買った人もいるだろう。
しかし、それだけの理由ではここまで浸透はしなかっただろう。
これで困っている人を助けられるなら買ってもいいかなって思って買うに違いない。


単なる募金では「形」が見えない。しかしバンドにすることによって身につける人が増えれば、
「俺も私も買っちゃおう」って雰囲気になる。動機はどうであれ、貧困を撲滅するために手助けをしていることには変わりはない。

世界の貧困をなくそうというのがこのプロジェクトの目的だが、売り上げが直接貧しい国の人々に寄付されるのではない。貧困をなくす活動資金として使われるのである。だが、お金を渡すだけですべてが解決するわけでもなく、NGO・NPOの活動は必要不可欠であろう。彼らの活動によって世界はもっと動くだろう。

ただ、どうせ買うならタワレコやコンビニなんかで買わずに、Amnesty InternationalやPeace Winds JapanなどのNGOで購入して欲しい。なぜなら一般の店舗では、流通費や販売店手数料などが差し引かれてしまうからである。300円のうちAmnestyなら仕入れ値を引いた200円が活動費として使われるのです。

若しくはイギリスのOxfam
NPOなので不必要な経費はかかっていません。
ちなみに日本のとはデザインが異なり(こっちがオリジナル)、「Make Poverty History(貧困なんて過去のものにしちゃえ)」となっており、シリコン製以外にもコットンバンドもあります。

また、アメリカではThe One Campaignという同様のプロジェクトがあります。
こっちは「ONE」の大きな文字が目立っています。

日本の「ほっとけない世界の貧しさキャンペーン」で中田英寿や北島康介がWhiteBandを着けて広告に載っていますよね。その隣に載せられているブラッド・ピットやトム・ハンクスは多分「***」のではなく「ONE」を着けているはず・・・遠目の写真なので断言は出来ないですけど。
by jargoneer | 2005-09-23 01:21 | たわごと
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