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ペンキで緑化するような国。
こんばんは、中国の恐ろしさに身震いしたjargoneerです。

最近何かと中国が話題ですよね。
食品では野菜の残留農薬や、抗菌剤入りの鰻、亜硝酸配合の食塩、肉まんにダンボールが入っていたり、下水に流された廃油を食用油にリサイクルしたり、髪の毛から醤油を作ったり。

食品を避ければ大丈夫と言うわけではない。風邪シロップや歯磨き粉にはグリセリンの代わりに工業用のジエチレングリコールがしようされてたりする。タヒチかパナマで風邪シロップにより100人ほど死亡しているし、半端でないレベルで危険であるとお分かりであろう。

自分だけ良ければそれでいいって考えだから、食品の安全とかどうでもいいし、コストを抑えることが大事なのだろう。最近日本でも食の安全が問われ、不二家やミートホープ、石屋製菓が問題となった。正直日本でも加工食品の信頼性はあまり高くないと思われる。賞味期限改ざんや保存方法は適当か、成分表示に偽りはないかなど叩けば埃が出るところもあるはず。ただ、いくら悪徳な業者であっても、その安全性のボトムラインは中国のそれほど酷くはないと思う。

価値観や文化の違いだとある程度は黙認してきたが、ものさしの尺度の違いだと解釈できるレベルではない。

中国四千年の歴史と言うが、

あなたたちは4000年もの間何をやっていたのですか?

と問いたい。

来年は北京でオリンピックが開催予定だが、決行できるのだろうか?
ホルモン焼き屋さんより煙っている都市で走るマラソンなんかサバイバルゲーム以外の何者でもない。空気の綺麗な高山なんかでトレーニングしているランナーにとっては、汚い空気を吸うとすぐにでも呼吸器官に異常が出そうだ。今度のマラソンは各自が審判の監視の下、ルームランナーで42.195km走ってタイムを競えばいい。

北京の住民はオリンピックに向けて、ある練習をしていると言う。
それは列に並ぶということ。どうも順番と言う概念が無いらしい。不思議なのは昨日の中華航空機爆発事故。1分程度で乗員乗客が避難できたと言うが、信じられない。列に並べないのならば、我先に逃げようと押し合いへし合いの死闘が機内で繰り広げられていたとしても不思議ではないのに。

先日、興味深いニュースを見つけた。
ドイツの自動車協会、中国車の衝突実験で「乗員保護性能に重大な問題」と指摘
どうやら中国は自動車大国ドイツに自国の自動車を輸出したいようなのだが、門前払いどころか次元が違うようだ。自動車の安全性を数値化するために、クラッシュテストがある。55km/hでのフルフラップ衝突や、64km/hでのオフセット衝突、側面衝突試験をしてダミーへの衝撃を計測するものだ。ヨーロッパのNCAPという試験が最も有名であり、NCAP5つ星なんかって自動車のパンフレットにアピールされているはず。

上記のニュースによると、中国の自動車メーカーBrillianceのBS6という車が、ドイツの公的試験機関ADACのクラッシュテストで1つ星だったというのだ。もちろん昔は現在と比べると自動車の安全性は高くなかった。強固な車だと信じられているドイツ車でも10年ほど前は車種によっては2つ星なんかもあったのだ。しかし、この中国のテスト車両は2007年モデルである。このメーカーの最新作がこの結果なのだ。
そのときのテスト映像がこれだ。
New Chinese Car Crash Test Disaster - 2007 Brilliance BS6
見ていただくと、車に詳しくない方でもその壮絶さがわかるはず。
衝突と同時にフロントバンパーのほうからエンジンのあるボンネットがひしゃげていくのだが、これは理想的。クラッシャブルゾーンといって、変形することにより衝撃を吸収する役目がある。しかし、それ以降が大問題。フロントガラスより後ろの運転席まで湾曲している。クラッシャブルゾーンとは違い、居住スペースのメインフレームは変形してはいけないのに、ぐにゃぐにゃ。
こんなのが製品として販売されていることすら不思議だが、もっと酷い車があった。
中国製の四輪駆動車は安全性テストで星ゼロ
今度は0点である。こちらは車載カメラの映像があるのでもっと衝撃的。
Jiangling Landwind Crash Test
工業大学の学生が卒業研究で自動車を製作してももう少しまともなものが出来そうな気がするのだが…

ちなみに日本車だとこんな感じ。
Crash-Test Toyota Auris
各メーカーの衝突試験結果をまとめたものがこちら
独立行政法人自動車事故対策機構がまとめたもの。皆さんの車もあるはず。

昔はそうでもなかったが、昨今の軽自動車は安全性が増している。5つ星を獲得しているものもあるくらいだ。ただし、これはあくまで衝突試験の環境下でのこと。壁にぶつけると言う同等の試験で安全性を計測しているので、車のサイズや車両重量はあまり関わってこないが、実際の事故は車対車が多いはず。この場合大きいほうが損害においては小さくなる。安全性が最高レベルの軽自動車であっても、大型車と衝突した場合にはその星の数は正しいとは言えないのだ。すなわち、5つ星の軽自動車とサイズが大きい星ゼロのSUVとぶつかった場合、前者のほうが不利となるかもしれない。

さすがにこれほど安全性に乏しいと、日本では認可が下りないと思うが、評価が高いから安全と言うわけでもないので皆様お気をつけください。

まさに今日、帰宅途中に交通安全について再認識したんです。道すがら、教習車の後ろを走ることとなったのですが、普段どれだけ自分が速度超過をしているのかってことを思い知らされました。制限速度とはこんなにゆったりとしたペースなのかと。

中国批判から始まり、交通安全の呼びかけで終わると言うなんとも不思議なこととなっておりますが、タワゴトノセカイなのでこれでよいのです。
by jargoneer | 2007-08-21 23:03 | たわごと
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なんでもないことから稀に真面目なことまで

by jargoneer
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